中医アロマとは
●中医学
と
●アロマセラピー
その二大植物療法を融合したのが、
中医アロマセラピーです。
体質や起きているお困りの症状を中医学的観点から見立て、
精油(エッセンシャルオイル)を選び
ツボや、経絡にアプローチして、精油の持つ作用とともに
心身を癒すお手伝いをさせていただくものです。
中医学という言葉に聞き馴染みのない方でも、
鍼灸や薬膳、漢方といったことをご存知の方も多いかと思います。
それらは同じ理論に基づいて方針を導き出しているものなんです。
どういった理論かと言うと、
陰陽五行説・気血津液弁証・八綱弁証・五臓六腑弁証という
色々な考え方があります。
難しい言葉ばかりになりますが、
例えば五行に関していうと、
古来、中国では自然界に存在する事象を五つに分類しました。
そして、人の身体も小宇宙、自然界の一部と考えられ、
人体が持つ臓器も五つの性質(五行)を持つとされます。
それぞれの臓器はつかさどる季節があり、
身体や心を健やかに保つために働いています。
このバランスが崩れる事で不調が出てきやすくなると言う見方をするのです。
肩こりひとつとっても、元となる理由は人それぞれ。
*身体の巡りが悪くなって起きている血行不良タイプ
*冷えが元で起こっているタイプ
*むくみが原因で起きてるタイプ
など。。。
ですので、選ぶ精油も重点的にケアをしてあげたほうが良い経絡も異なるんです。
そして経絡とは何か?
はるか昔の中国で身体や心の不調が痛みとなって
経穴(ツボ)や経絡(ライン)として現れ教えてくれることを
長い臨床経験から見つけ出されたのです
絡は横
の意味を持ち
26本(左右12本、中心1対)が身体中を巡って
気血(人間が生きる為のエネルギー)の通り道
経絡は太くなったり、細くなったり
蛇行したり、さながら大河の流れのように
全て繋がり全身を覆っています
河で大雨が降ると流れが増え早くなったり
障害物があると堰き止められたりとなるように
身体の内側で起こっている不調が現れる場所なのです
こっている所、そこを集中してほぐしても
部分的な解消にしかならず
全体的な気血の流れは滞ったままになります
身体はすべて繋がり
さらに心へも繋がっているのです
経絡のケアと精油(アロマ)の力
この2つを合わせ
エネルギーを内側から巡らせ身体をほぐすケアをする
それが経絡トリートメントになります
おひとりおひとりに合わせた、自分だけのオリジナルオイルで
お身体を整えるお手伝いをさせていただければ嬉しいです。